企画の仕事がしたい!企画の仕事の内容と必要なスキルとは|企画職になりたい人への疑問を解説します

仕事

当サイトの根幹であるマーケティング。 このマーケティングとは日本語で言うと「企画」に当たります。 企画というのは「物事を企てることです」。 企画職になりたい人はたくさんいます。 そんな企画職に必要な能力をまとめました。

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企画の仕事はどんな仕事?

企画の仕事は先ほどもお伝えした通り、企てることが仕事です。 要するに面白い事、新しい事、戦略、戦術を考えるのがお仕事なのです。

この考えるのが仕事というのがポイントで、どのような商品が売れるかを考えたり、どうやったら物が売れるかだったりを考える仕事です。 会社にとっての根幹である企画職ですから、お給料もそこそこ高いのが良い所。でも、それ以上に責任があります。

先ほど、会社の根幹といいましたがどういうことでしょうか。

ほとんどの会社には、何かしらの商品・サービスがあります。 会社は何かしらの商品・サービスをユーザーに提供し、その対価としてお金を貰い存続しています。

もちろん、そのお金が社員の給料になり、それぞれの個人に必要な商品・サービスを購入する。このようにお金が回ることで経済が回り、国が豊かになっていくのです。

もし、その商品・サービスが売れなかったらどうでしょうか。会社に売上が無かったら、もちろん給料も出せません。そうなると、何も買えなくなってしまいます。

悪い意味の負の循環に入ってしまうと、会社は元気が無くなり、はたまた社会も元気が無くなってしまいます。

このように企画職とは、直接的に商品・サービスに携わる仕事なため責任重大です。しかし、それだけやりがいのある仕事と言えるでしょう。

先ほど、会社の根幹といった理由はここにあります。

日本で企画職というと、商品企画と営業企画がメインです。経営企画や事業企画と呼ばれる職種もありますが、少し特殊なので後で簡単に触れたいと思います。

企画職の全体像について知りたいのであれば次の記事がおすすめです。

それでは、それぞれの企画職をもう少し細かく見ていきましょう。

企画の仕事:商品企画の仕事とは

商品企画が一番みなさんがイメージしている企画職に近いのではないでしょうか。

世の中に自分が携わった商品が販売される花形の仕事です。

自分の作った商品が店頭に並ぶと考えただけですごくうれしくなってきますよね。実際のモノに限らずサービスなどを企画することも商品企画と呼ばれています。

では、実際にどんな仕事をしているのか、一例をご紹介します。

商品企画の仕事:市場の分析をする

今、世の中にない商品だったり、ユーザーが求めている商品を調べる仕事です。分析を行うため、その世界での高度な知識が必要とされます。

特に商品分野での分析においては、商品企画がメインで担当することが多く、他社との比較表やプレゼン資料を作ったりします。

分析した結果を理論的にまとめあげ、会社に説明する必要もでてきます。

この分析する能力として、少しばかり情報系のスキルもあると良いです。ワードやエクセルなどのオフィス系、アクセスをはじめとしたデータベースの知識もあると仕事が捗ります。

商品企画の仕事:商品のコンセプトを考える

これこそが商品企画の最も大切な仕事です。

商品のコンセプトとはなんでしょうか。商品のイメージだったり、使い方だったり、商品の世界観のことです。

例えばあなたが新しいシャンプーを企画するとします。そのシャンプーのイメージはどのようなものでしょうか。ハワイにするのか沖縄にするのか。はたまたお花の香りを入れるのかなどを決めていきます。

このように、商品全体の方向性を決めることは、会社にとっても、ブランドにとっても大切な仕事です。

逆に言えば、ここを疎かにしてしまうと、ブランドの失敗や、会社の経営に影響することもあります。競合のブランドを調べたり、他の商品との差別化をしたり、とてもやりがいのある仕事ですが同時に責任もあります。

コンセプトを考える力として、発想力や想像力があると良いと思います。人と違った事が得意!という人は商品企画に向いているかもしれません。

※企画力を身に付けるための記事もありますので、ご参考下さい。

商品企画の仕事:商品を設計する

いくら良い商品ができたからって、価格が高すぎたりすると、もちろん商品としては欠陥品です。お客さんにとって、丁度いい性能で、丁度いい価格を提供しなくてはいけません。

当然ながら、会社の儲けも考えなければなりませんから、価格以上に気になるのがコストです。

100円の原価のものを、100円で売ったって儲かりません。コストを安くしつつも、商品には妥協せず、お客様にとっての利益も追及するのがこの仕事の大変な所です。

また、お客様に満足してもらえるようなデザインにしたり、使いやすく工夫するなどの商品設計をします。この部分は一人ではできませんので、他部署や他社との連携が必要になります。

もちろん連携が必要ですので、コミュニケーション能力、折衝能力が必要ですよね!

商品企画の仕事に求められる能力とは

発想力、分析力、情報収集能力は必須です。できればその業界での専門的な商品知識も欲しいところ。

特に専門的な資格などはありませんので、アイデアで勝負ができますが責任も重大です。必要な能力をまとめると次のようになります。

  • コミュニケーション能力
  • 調整・折衝能力
  • 情報収集・調査・分析力
  • 商品に関する知識
  • 本質を見極める能力

各能力においての別途記事がありますので、ご参考にしてください。

そして、商品企画の上位ジョブであるブランドマネージャーという道も目指せます。ブランドマネージャーについては、次の記事を読むとよくわかります。

商品企画プロセスのすべてを知りたいのであれば次の記事がおすすめです。

それでは、次に営業企画の仕事を見ていきましょう。