ブランドマネージャーになるには|BMになるために必要な7つの能力とは

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ブランドマネージャーになりたいけど難しそう。 それに、実際にどんな能力が必要で何をしていいのか分からないという人は多いと思います。 何が必要で何がいらないのか。そんな疑問に対し、私が経験してきたブランドマネージャーになるために必要な能力を7つにまとめました。

ブランドマネージャーになるにはブランドを世界観として捉えられる能力が必要

まずはブランドの定義から。はじめに答えを言っちゃうと、ブランドとは世界観 のことです。

では、世界観とは何か。これは商品やサービスを手にとって、その商品・サービスに対して統一したイメージ、使い方、そして所有するイメージを共通の認識として把握できることです。抽象的になってしまいましたが、ようは「~ぽいよね」ということです。

ブランド=世界観は、同じロゴ・デザインで作ればいいというものではありません。 そこに世界観が成立しないからです。

ブランドと聞くと、ロゴや意匠を思い浮かべますが、それはあくまで商標であって、ブランドではありません。世界観の成立には、他のものと比べて明確な識別があり、その商品すべてを取り巻く環境をも連想させなければならないからです。

銀座でバッグを買ったとしましょう。あくまで銀座のバッグという認識であり、それはそれでステータスなのかもしれませんが、”銀座ブランド”が無ければ、ただのバッグです。

でも、エルメス、ヴィトンはどこで買っても、エルメス、ヴィトンなのです。それは、エルメスはバッグを売っているのではなく、エルメスを所有し生活するイメージを提供しているからです。

有名なところで、輸入車・ベンツなどで有名なヤナセは「クルマはつくらない、クルマのある人生をつくるのだ」とステートメントがありますが、それこそが ブランディングであり世界観の創造 なのです。

つまり、ブランドとは世界観そのものであり、世界観は急には作れないということもおわかりだと思います。

ブランドは作るのではなく育てるというのが私の持論です。 ちなみに、ブランドだけで一冊の本が書ける文章量になりますので、ここではそういうものだと思ってください。

まず、ブランドマネージャーとして、ブランドはロゴ、商品名なんかではなく世界観だと認識してください。

ブランドマネージャーになるにはマネージメントをする能力が必要

マネージメントとは、組織においてあらゆる手段を講じ、目的を達成させるための道筋をコントロールすることだと考えます。 非常に難しく感じると思いますが、ようは目的に対して、あれこれ考えて最適な回答を出していくことです。

といっても、マネージメントは難しく、特にマネージャーと言われている人はどれだけマネージメントの仕事をできているのでしょうか――。ここでは、そのことは取り上げませんので、おいおい話をしていくとして マネージメントとは道筋をコントロールする ことです。

つまり、マネージャーに求められることは「道筋」を立てられることと「コントロール」できることが必須条件となります。

道筋と簡単に伝えておりますが、その道筋を立てることは経験者でも難しく、そもそも道筋とはどのようなことでしょうか。 道筋をいくつか分解すると、次のようなことが挙げられます。

  • 目的・ゴールを設定する
  • 現在の状況・環境を分析する
  • ゴールまでのリスクを検討する

これは、ゴールを決めて、今の立ち位置でどう戦うか戦略をたてるということです。 もちろんリスク管理も忘れていません。

そして、その道筋をコントロールすることがマネージメントには必要です。

戦略を立てたあと、ヒト・モノ・カネをどう使うか、そして最大メリットになるようにどう立ち振る舞うか。 これがコントロールするということです。

簡単な例題を考えてみましょう。

あなたは高級バッグブランドの企画をしています。ゴールは全百貨店で取扱いされることだとします。
どのくらいの価格で販売しますか? 5万円? 10万円?

ターゲットはどこに置きますか? 若年層ですしょうか、それとも高齢でしょうか。
どのようなリスクがあると考えますか?
また、どのように百貨店に導入しますか?

このあたりをすらすらと考えられる人は、今まさにマネージャーの素質ありです。すらすら出てこなくても平気。 訓練次第でいくらでも発想はできるようになります。

では、10万円で販売するとして、その価格帯はターゲットに合っているか、 また、同価格帯のバッグは百貨店でどのぐらいの取扱いがあるのでしょうか。

リスク面ではどうでしょうか。 すべての百貨店に導入ということは、百貨店の数×在庫数が必要なわけで、在庫リスクが懸念されます。 生産のリードタイムや、そもそもその数の原料が手に入るのかなど、考えるときりがありません。

生産面、在庫面はなんとかなったとして、百貨店への営業は誰がするのか、販促はどうするのか。 広告・CMはどうするのかなど、こちらも考えることが多岐に渡っています。

それをすべて自分で出来るのが一番いいですが、人に任せても良いのです。 要はコントロール可能かどうかなので、自分だろうが他人だろうがコントロールできる状況にあれば良いのです。

長くなってしまいましたが、このように マネージメントとは道筋を立て、コントロールする ことであるとなんとなく理解いただければと思います。

まずは2大要素の”ブランド”と”マネージメント”の意味が分かったところで、 もう少し細かくブランドマネージャーに求められる能力を考えていきたいと思います。

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