インスタグラムで収入を得たい人たちが陥る企業からみたマイナス行為とは|こんなインスタグラマーは結構です

マーケティング

別ジャンルの写真をアップしてはいけない(インスタグラム収入は特化型で攻める)

ダメサイン

インスタグラムほど世界観を表現できるシステムはありません。 あなたは、どこのジャンルで収入を得たいと思っているのでしょうか。

アパレル関係のお仕事をもらおうと思った場合、アパレル関係なのに食品の写真があると、方向性がずれますよね?

フォロワーに対しても、アパレルでフォローしてくれたのか、食品でフォローしてくれたのか分かりません。

企業は、インスタグラマーの属性を見ています。 この属性がずれると、もちろん、企業からのオファーはあり得ないと思ってください。

企業も広告の効果を考えて、インスタグラマーと契約します。 もし、ジャンルがぶれていると、いくらフォロワーを集めていたとしても、フォロワーの分散が起きてしまいます。

つまり、あなたは何がなんでも同じコンセプト、同じ世界観で写真を投稿し続けなればいけないのです。

これは、先ほどお伝えした「企業が取り扱っている商品との親和性」に該当します。

広告を出したいと思われるような世界観、コンセプトで投稿し続けなければいけない理由がお分かりですよね。

コンセプト、クリエイティブについては次の記事が参考になります。

 

別ジャンルの人にフォローしない(インスタグラム収入は別ジャンルNG)

あなたはアパレル関係に興味があるとします。 アパレル関係に興味がある人達との相互フォローであれば、まだ問題ありませんが、そこにアパレルに興味が無い人が入ってくると問題です。

企業は、あなたのフォロワー数に興味があるわけではなく、あなたのフォロワーが購入してくれるものに興味があります。

あなたが1万人のフォロワーを持っていたとしても、そのうち1,000人しかアパレル関係の人と繋がっていなかったら、 それは1,000人のフォロワーと同じなのです。

むしろ、1:9なので、企業はあなたをアパレル関係の人だと認識するかも怪しいものです。

これは「際に広告媒体として使った時に費用対効果は出せるのか」に該当します。

アパレルに興味のある人に届けたいのに、食品にしか興味ない人に届けても意味がありません。

相互フォローをできるだけしない(インスタグラム収入は協力NG)

協力

相互フォローは、ついついしちゃいがちですよね。 というのも、インスタグラムを始めたばかりの人にとって、全然ユーザーが増えないのは辛いからです。

一人でも多くの人に、写真を見てもらいたい! そして、多くのフォロワーを集めたい!というのは、インスタグラマーにとって共通の認識です。

ただし、相互フォローに手をだしてはいけません。相互フォローは百害あって一利なしです。

相互フォローで集まる人たちの目的は、あくまでフォロワー数の増加です。 どんなジャンルの人が集まってくるのかわかりません。先の別ジャンルの人にフォローしないでもお伝えしましたが、あくまでフォロワーは質で勝負しましょう。

そして、相互フォローをしないもう一つの理由はフォロー・フォロワー率を企業は見ています。

例えば、1,000人にフォローされていて、あなたのフォローが100人だったとします。 この場合、100÷1,000で、あなたのフォロー率は10%です。相互フォローにしちゃうと、これはどうなるでしょうか。 1,000人のフォロワーに対し、あなたのフォローも1,000人なのです。

1000÷1000で100%になっちゃいますよね。中には100%を超えている人も多々います。

これが、100%を超えたインスタグラマーは、相互系と疑われてしまうので、できるだけ避けるべきです。

これを可能な限り0%に近づけることが、企業にとって望ましいのです。

これは「媒体のコントロールがある程度できるのか」に該当します。

相互フォローでノンジャンルの人に拡散しても、広告の指数としては、どのぐらい価値があったかわからないからです。 仮に成功したとしても、成功要件が分からないままじゃ、企業のノウハウに残りません。そんなリスクのある広告を企業は選びません。

プロフィール欄にフォロバなんて書かない(インスタグラム収入にはプロフも大切)

よくプロフィール欄にフォロバ100%と書いている人いますよね?

あれは、先の「相互フォローをできるだけしない」で書いたことと同じです。 企業は相互フォローでのフォロワー数増加をあまり好みません。

折角のプロフィール欄なのですから、ここにマイナス要素を書くのはもったいないと思います。

プロフィール欄でおススメなのは、普段活動している所、よくいくお店、好きな服のメーカーを書くと良いでしょう。

これは「企業にとってマイナスイメージがつかないか」に該当します。

フォロバ100%、絶対フォロバ!なんて書かれているアカウントに対して広告をしたとして、あんまいり良いイメージは付かないですよね。

企業にとって、商品イメージ、ブランドイメージは沽券に関わる問題です。 それを、わざわざマイナスイメージの所に出稿する意味がわかりません。僕なら広告のオファーは出しません。

再度言いますが、企業との親和性、世界観がマッチしていることが重要なのです。 プロフィール欄は、最適な自己PRの場所です。そこを利用して、自分はこれだけの拡散力があるよというのを表現してください。

企業にとってインスタグラムはツールであってすべてではない

最後になりましたが、インスタグラムは企業からみて、あくまでも一つの広告媒体であり、すべてではありません。

インスタグラムを利用したインフルエンサーマーケティングが流行っているため、企業は広告を出稿するわけですが、費用対効果が薄いと他の費用対効果の高い媒体へシフトします。

インスタグラムで稼げる!みたいなのが独り立ちして非常に残念なインスタグラマーがたくさん増えたのも事実です。

もしあなたが、インスタグラムで収入を得たいと思うのであれば、企業にとってメリットを多く出せるインスタグラマーでなければ続きません。

だとしても、インスタグラムは楽しいですし、実際稼いでる人も多くいます。 少なくとも、今回の記事の事を守り、じっくりゆっくりやっていけば、どこかしらで芽がでてくると信じています。

そして、あなただけのコンテンツを作り上げることこそが、インスタグラムで収入を得るための近道だということを忘れないでください。

次ページでは実際に、それらのマイナス行為をしなかったプロインスタグラマーの収入はどのぐらいになるか見ていきたいと思います。