婚活で恋人を見つけたい!エンゲージメントは結婚への近道となるのか

マーケティング

エンゲージメント(Engagement)とは、約束、契約、婚約など、関係性・繋がりをあらわす単語です。SNSでは積極的参加率をエンゲージメント率と言ったりもします。つまり、顧客との繋がりを強めたり、関心をもってもらったりという、関与する機会を増やしていくマーケティング用語となります。婚活女子・男子にとって、すごく響きの良いこの言葉。どのように活用してエンゲージ(結婚)していけばよいのでしょうか。

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エンゲージメントできない理由は相手を知らないから

婚活パーティ、婚活セミナー、様々な婚活ビジネスが溢れかえっていますが、結婚でエンゲージメントできる確率はどのぐらいでしょうか。様々なアンケート調査の結果によると約20%だそうです。もちろん婚活パーティにはじまる婚活イベントに参加する人はごく少数だと思いますので、実際に結婚したくてもできない人はかなりの割合がいると思います。男性女性に関わらず、結婚まで至らない人は何が理由で結婚まで至らないのか。少しマーケティングの観点で考えてみたいと思います。

例えば、あなたの趣味がおへそのゴマを取る事だったとします。だから、あなたのおへそはいつも綺麗。功を奏して(?)あなたはおへそマニアです。綺麗なおへそじゃないと嫌。出べそ何てもってのほか、おなかの真ん中にぽつんとあるおへそが綺麗じゃないと受け付けません。自分より綺麗なおへそに出会いたい。これがあなたです。はたして、エンゲージメントできるでしょうか。

エンゲージメントについて、マーケティングプラットフォームを提供する米マルケト社は、自社の主催するイベント「The Marketing Nation Summit 2017」にて「エンゲージメントこそマーケティングの最重要課題」とまで語っています。そこで同社のルーカス氏はエンゲージメントに大切なことは、この3点だと伝えています。それは、「Listen 傾聴する」「Learn 学習する」「Inspire 影響を与える」ことです。よく思い出してみてください。あなたは、エンゲージメントのための努力を今までしてきているでしょうか。

経験上、結婚できない人は、自分の話ばっかりで話を聞いていない人が多い感じがします。それに、聞いていたとしても、自分の知りたいことを聞くことができなく、自分にとっての相性が良いのか悪いのかの判断もできていません。もしかしたら相手も”おへそ”が大好きかもしれませんが、そこまで話が出来るステージまでなかなか行けないのが現状です。結果、自分と違う世界の人だと感じてしまい、それ以上の関係を築くことができません。では、相手との関係を円滑に築くことはどうすればできるのでしょうか。

エンゲージメントは、まず相手の話を聞くこと

まずはエンゲージメントの第一歩「Listen 傾聴する」ことを実践してください。顧客(将来の夫・妻)に対して、真剣に傾聴しなければ何も始まりません。いきなり「俺、おへそマニアなんだ。」と伝えても、相手は意味がわかりませんし、たぶん惹かれません。引かれます。さらに「おへそについて、どう思う?」なんて聞くと、頭がバグっている人と思われるので、ここは「お風呂入る時に、どこから洗うかで性格がわかるんだって。ちなみに俺はおへそから。おへその人は綺麗好きで几帳面なんだって。君は?」すごく自然に聞けました。相手は答えます。「私は髪の毛かな――。」ハイ終了。

なんて思わずに「髪の毛を先に洗う人は、合理的なんだって。体を洗ってから髪の毛だと、シャンプーとかまた体に付くからね。おへその洗い方も、結構人によって変わるんだって。」かなり無理やりですが、どれだけ話題を膨らませるかがポイントです。ここで大切なのは、傾聴するとは、相手のことを聞くだけではなく、自分の聞きたいことを聞けるように話をもっていくこと。傾聴3.0あたりでは、聞き出す力も求められます。ようは、自分の知りたいことを相手に気持ち良く話してもらえるかということです。

そして、この話を膨らませるというのは、潜在的なニーズを聞き出すことに他なりません。関係のない話題から、お相手の本音を聞き出しましょう。この聞き出す力こそが、エンゲージメントの第一歩となるのです。たぶん、このあたりまでくると、お付き合いレベルまでは行けるかもしれません。ちなみに、婚活パーティでお付き合いまで行った人は50%近くもいるそうです。2回出席したらなんとかなりそうですね!

エンゲージメントでは見込み客(将来の夫・妻)との信頼関係が重要

では、次のステップ「Learn 学習する」です。これはそのままですが、自分の事、相手の事、お互いに学習することをいいます。まずは、自分のことを振り返って見てください。そもそも何故おへそが好きなのか、そして、おへそが綺麗じゃないと好きになれない理由は何か――。ほとんどの人が、自分の趣味や嗜好について深く考えていないと思いますが、マーケティングは深く考えることを基本とするので、そこは無理にでも理由を考えるようにしましょう。

もちろん、自分の事ばかりを学習していても意味がありません。最終目標は、”おへそ好き夫婦”なのですから、将来の夫・妻になる人は、どのようなことを求めているのか、何を考えているか。そもそもおへそに対して偏見がないのか。偏見があるようなら、是正できるのか。かなりの学習量になると思います。結果、この学習を通じて、改善をし続けることで将来の夫・妻は信頼をし、より深いエンゲージメントに繋がるのです。

人なんて違いがあって然り。この違いを学習し、改善しようとする努力を見せることこそが、信頼されるパートナーを得ることに繋がります。

エンゲージメント(結婚)が成立したら

そして最後「Inspire 影響を与える」です。この影響を与えるということは、顧客(将来の夫・妻)に対して積極的なアプローチを行うことです。これまで、培ってきた信頼を最大限に活用し、積極的にいきましょう。また、この場合の影響とは一回限りの影響ではありません。結婚でも顧客獲得でも、影響を与え続けなければ、いつかは飽きられてしまうということです。

飽きられないためには、「傾聴する」「学習する」を継続して行い、なおかつ「影響」を与え続けなければいけません。きっと、結婚後の衝突の方が多いと思いますが、エンゲージメントを実践できているあなたなら大丈夫。きっとうまくいくと思います。そして、お互いにとって、特別なエクスペリエンス(へそゴマを取る事)を何度も経験してください。エクスペリエンスを経験っておかしいですが。そういうことです。

結局、エンゲージメントとは

エンゲージメントはフレームワークでもなんでもありません。もともとは概念的な言葉です。WEBマーケティングで盛んに出る前は、人事や組織関係で会社との相性やマッチングの意味で使われていたものですが、それがSNSの広がりによって、WEBマーケティングを中心にエンゲージメントという言葉が広く使われるようになりました。

また、マーケティングでは、CS(顧客満足)、つまりは「満足度」という指数がよくつかわれますが、エンゲージメントでは「愛着心」を重点的に捉えており、今では満足度以上に重要な指数となっています。ちなみに、TwitterなどのSNSだと、前向きな発言数、行動をエンゲージ率と言ったりします。

そして、エンゲージされている顧客は、商品への信頼や、世界観の理解、共有による布教など、有利に働いてくれることは明らかであり、損得などの理性的な部分よりも感情的な部分に満足しているとされます。その右脳的な部分とうまく付き合うことで、長いお付き合いができるのです。

最後にエンゲージメントは双方向であるということ。これってやっぱり結婚と同じですよね。どちらか一方が損をする得をするというのではなく、お互いがお互いを尊敬しあい高めていく。こういう関係になるための概念として、エンゲージメントという概念を理解し、結婚に結びつけてください。

エンゲージメントで結婚するために(まとめ)

  • エンゲージメントは概念的なもの。信頼を得るための対話が大切
  • 傾聴をしよう。傾聴はすべてのエンゲージメントの基本
  • お互いを学習しよう。学習とは知るだけではなく身に着けること
  • 良い影響を与えよう。影響は互いに良い結果をもたらします

かなり抽象的な感じですが、元々が抽象的なものですのであしからず。過去にエンゲージメントムーブメントが来るかもと思っていましたが、あまりにも概念的なものなので、これが決定版という説明がなく、結果流行らなかったです。あ、そういえば忘れていました。積極的アプローチの際のプロポーズ、もちろんこう言ってくださいね。

「俺のへそゴマ取らないか――」と。