ハピタス出川哲朗CM放映の意味とビジネスモデルの考察|おまけで登録方法を解説

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ハピタスというサイトをご存知でしょうか。 ポイントサイトの定番ですが、この度、2017年12月より出川哲朗さんを起用したTVCMをオンエアされるそうです。 そんなハピタスの紹介とポイントサイトのビジネスモデルを考えてみます。

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ハピタス(hapitas.jp)とは

ハピタスとは、色々なサイトでショッピングをする際にハピタスにログインすると、 ハピタスポイントが貯められるというサービスです。

そして、そのポイントを現金に換金できてしまいます。

従来であれば、ポイントはそのお店かモールでしか利用できません。

それをお金に変えられる仕組みを作ったというのがハピタスです。

よくネットショッピングをする人であれば、ハピタスを経由することで、 ハピタスポイント+そのショップでのポイントも貯まるのでWでおトクという触れ込みです。

実際は2004年から「ドル箱」というサービス名で展開していたそうですが、 2012年からはハピタスという名前に変更しました。

きっと、ハッピーをプラスという意味なのでしょう。

結構いい名前ですよね!

今回、2017年12月より大きくキャンペーンを行っているようです。

元々は2004年開始ということですから、キャリアとしては14年になります。

そういう意味でも、安心して利用できるサイトではないでしょうか。

ようはハピタスポイントを換金できるお小遣いサイトのことです。

外部リンク:ハピタス公式サイト

ハピタスの特徴

特徴としては次の通りです。

  1. Wポイント:お店でのポイントも通常通り付きます。
  2. 換金手数料ゼロ:300円から引き出せて手数料ゼロです。これはいいですよね。
  3. 買い物以外でもポイントが付く:見積もりやアンケートなどでもポイントが付きます。
  4. 提携ショップが多い:よく利用するショップがあるので還元されやすい。
  5. ポイント率が良い:他のポイントサイトと比べ比較的還元率は高めです。

その他たくさんあると思いますが、表立っての特徴はこの通り。

ポイントサイトとしては、かなりの優良サービスだと思います。

ハピタスの安全性・注意点

あくまでポイントサイトという属性ですので、とりわけ危険視するようなことはありません。

運営についても2004年から始まっており、大きなトラブルも無いとの事。

ユーザーからの評価もいいので安全性については問題ないと考えます。

注意点をあげるとするならば、一ヶ月に30,000ポイントの上限があることです。

しかし、プリペイド型のVisaカードPollet(ポレット)にチャージすることにより、上限が30万円/月となります。

Polletを利用するこで上限が大幅に上がるため、ハピタスに死角なしといったところでしょうか。

なお、当方でも登録してみたので、ビジネスモデルの解説の前に登録方法もご紹介します。

ハピタスへの入会・登録方法

せっかくなので、ハピタス登録方法をご紹介します。

非常に簡単であり、5分もあれば会員になることができますので、さっさとやってしまいましょう。

まずは公式ページに行き、会員登録していない場合は、画面の赤枠の部分をクリックして登録画面に行きましょう。

ハピタストップ画面

STEP1.メールアドレス、パスワード、ニックネームを入力してください。

STEP1.会員情報入力画面 会員情報入力画面

STEP2.性別、職業、都道府県、生年月日、携帯電話番号、メールマガジンの購読を入力。 個人情報の項目を確認したら、個人情報の取り扱いについてをチェック後、同意して確認画面にすすみます。

STEP2.属性情報入力画面 属性情報入力画面

STEP3.入力確認を行い、間違っていなかったら送信するを押してください。

STEP3.入力確認画面 入力確認画面

STEP4.先ほど入力したメール宛に本会員登録用のURLが届きますので、そちらをクリックしてください。 すると、携帯電話にショートメールが届きます。

STEP4.入力確認画面 入力確認画面

STEP5.ショートメールに書いてある暗証番号4桁を入力後、送信ボタンを押してください。

STEP5.電話番号認証 電話番号認証

STEP6.以上で登録が完了します。ここまでで5分もあれば登録できます。

STEP6.登録完了 登録完了

とても入力しやすいフォームになっていますので、簡単に登録できると思います。

ハピタスポイントを貯めることのできるショップ

ハピタスに登録したとしても、利用しないショッピングサイトばかりではまったく意味がありません。

それでは、実際にどんなショッピングサイトで買い物ができるのでしょうか。

人気ショップ一覧 人気ショップ一覧

このリストを見たら、かなりハピタスが使えるサイトだということが分かります。

楽天、Yahooショッピング、ヤフオクがある時点で、利用価値は高いと思います。

その他、有名どころとしては以下の通りです。

  • イオンショップ・・・1.2%
  • ディノスオンラインショップ・・・1.2% + 宝くじ交換券1枚
  • イトーヨーカドーネット通販・・・3%(ポイントアップ中)
  • 阪急百貨店オンラインショップ・・・2%
  • カタログ通販ベルーナ・・・4.8%(ポイントアップ中)

その他、色々とあるのですが、提携しているショップが多いためここでは割愛します。

イオン、イトーヨーカドーが提携しているため、ネットスーパーなどで食品を買ってもポイントが付くのがうれしいですよね。

なお、宝くじ交換券というのは、ポイント交換サイトで宝くじが引けるというものです。

当たれば30000ポイントというのも出てくるみたいですので、まさに”宝くじ”ですよね。

このように、普段の買い物でも十分にお小遣い稼ぎにはなるような気がします。

ハピタスのビジネスモデル

かなり話がお小遣いサイトになってしまいましたが、当サイトはマーケティングおよびビジネス系のサイトです。

もちろん、ハピタスのビジネス部分をしっかりと考察していきます。

こんなにポイントを還元して、ハピタスは大丈夫なのかとも思いますが、もちろん健全に運営されています。

このハピタスのマネタイズのからくりは、もちろん「手数料」です。

売上のほとんどが手数料という形になると思います。

一般的な仲介をはさまない手数料商売の相場は7~10%程度です。

このように、ハピタス経由でユーザーが購入してくれることにより、ハピタスは5%前後の手数料が儲かる仕組みです。

それでは、商流の流れを見てみましょう。

  1. ハピタスユーザーが購入する。
  2. ショップからハピタスに購入金額の7%程度が入る。
  3. ハピタスがユーザーに1%~3%を還元するという仕組みです。

もちろん、ポイントアッププログラムなどがありますが、 それはショップが協賛しているか、手数料を大幅に引き上げているかでしょう。

このように、ハピタスのビジネスモデルは顧客とショップをポイントという形で繋ぎマネタイズするものです。

それぞれの立場からみたメリット・デメリット

ここで、それぞれのメリット・デメリットを考えてみたいと思います。

ハピタスのメリット

  1. 手数料が入る
  2. 有名ショップの看板で集客ができる
  3. 手数料商売なので仕入れが無く在庫リスクがない

ショップのメリット

  1. ハピタスのユーザーをショップの顧客にできる
  2. 広告の窓口が増える
  3. ハピタス会員に対して何かしらの告知ができる

ユーザーのメリット

  1. ポイントが手に入る
  2. ばらばらなショップのポイントが統一できる
  3. 換金できる(現金化)

こう考えると、かなりWIN-WIN-WINな関係が築けていると思います。

デメリットを上げるとすれば、唯一、ショップ側の手数料支払いぐらいです。

ショップ側は、直接ユーザーに販売した方が手数料分の利益は確保できるからです。

ただし、ハピタスで購入するわけではなく、あくまで誘導としての対価となるので、 購入が発生しない場合は手数料の支払いは行われません。

掲載料として、毎月いくらという設定はあると思いますが、そんなに高額ではないでしょう。

リスティング広告、ディスプレイ広告のクリック単価を考えると、 もしかしたら、ハピタスへの手数料の方が安いのかもしれません。

このように、メリットだらけのビジネスですので、運営も安定しているのだと考えます。

ハピタスのようなビジネスモデルは今後増えていくか

このようなビジネスモデルは、ショップの提携がないと始まりません。

数ショップでしかポイント還元できないサイトに誰が登録するのでしょうか。

そういう意味では、このビジネスモデルを使った新規参入は難しいと言えます。

また、ユーザーをそれなりに集めないと、ショップ側としても提携する意味がないでしょう。

どちらを先に優先するかという問題にもなってきますが、あくまで、ユーザーとショップを繋ぐ手数料商売ですから、 どちらかが欠けても成り立たないわけです。

今回の出川哲朗さんを使った大キャンペーンの意味

先般お話しましたが、2017年12月29日より、TVCMが放送される予定です。

このキャンペーンを行う理由としては、二つの意味があると考えます。

まずひとつめは、もちろんユーザー集めです。

ユーザーが集まることで、ハピタスは手数料を多く取ることができるのです。

というのも、自社媒体のブランド力アップにつながるため、単価という形で各ショップに強く言えるわけです。

もう一つが、提携ショップを増やすための営業ツールとしての側面です。

大々的にTVCMを行うキャンペーンなどは、営業ツールとして非常に高い効果があります。

今度、TVCM打つので、提携してくれませんか?と口説くわけです。

ユーザー集めと、提携ショップ集め。

この二つが集まることで、よりハピタスの事業は大きくできるのです。

これが、今回のキャンペーンを行うことの意味なのでしょう。

それにしても、出川哲朗氏は大人気ですね。

最近ではコインチェックのCMでもよく見かけます。

出川哲朗氏は今や角が立たなくて受け入れられる芸能人です。

そういう意味もあって、ハピタスがみなに受け入れられるよう出川哲朗氏が起用されたのだと思います。

『抱かれたくない』から『可愛い』に変貌を遂げた出川哲朗氏にあやかり、 ハピタスも知名度をあげていくことでしょう。

ユーザーは実際に稼げるのか

一番ユーザーが知りたいことはこれでしょう。

稼げるかどうかは、どれだけハピタスと提携しているショップで購入するか次第です。

そう考えると、稼ぐという表現はちょっと違う気もします。

あくまで、ポイントとして還元してもらっていると考えてください。

例えば、毎月10万円の食費がかかっているとして、上手にハピタスを利用すると、 現金として1000円~2000円程度は還元してもらえます。

毎月数万円という猛者もいるようですが、普通の利用者であれば、これだけでも十分だと思います。

ポイントサイトとしては、面倒くさいアンケートなどを行わず、 普通のショッピングで現金化できますので、これからもっともっと伸びていくサービスだと感じています。

以上、ハピタスの紹介とビジネスモデルについてでした!