こんにちは空海人です。
早速ですが、あなたは商品企画として働いていますか?
そして、今の仕事内容・年収に満足していますか?
今の仕事内容・年収に満足しているのであればこの記事は必要ありません。
他の役に立つ記事を読むことをおすすめします。
でも、少しでも楽しく働きたい、年収を上げようと考えているのであれば、少しはお役に立てると思いますので、読み進めてください。
さて、商品企画は同じ会社にずっといても中々年収が上がりません。
それこそ役職がどんどん上がっていくような会社であれば別ですが、ご存知の通り商品企画は上が詰まっていてポストが空かないんですよね。
また、正当な評価もされているかどうか分かりません。
その理由としては次のようなことじゃないでしょうか。
- 商品企画はヒット商品を作らないと評価されない
- 上司が贔屓していて特定の人だけ評価される
- 明確な数値目標などが無いため何をしていいかわからない
こんな状況ではいつまでたっても評価はされません。
つまり、あなたの年収は上がることは無いのです。
まさに過去の僕そのままです。。。
ヒット商品を作れと言われても、ヒットさせるためには商品の力だけじゃできません。
それこそ、広告だったり広報だったりの力が必要なのです。
しかし、ヒットしない原因って、何故か商品企画にクレームが来ませんか?
やれ商品が悪いから売れないだの、この商品は宣伝しにくいだの色々言われてしまうわけです。
過去にたまたまヒットしたものをトレースしているに過ぎない会社の多いこと多いこと。
このように、商品をいっぱい作ると数うち当たると思っているから、商品企画はいつまでたっても使い捨てにされてしまうわけです。
あたなもどこか思い当たる節はありませんか?
大事に開発した商品を”売れない”からと半年で終売にされたとか。
とりあえず数を出せと言われて、納得しないまま商品を開発していたりだとか。
リサーチも無いまま開発して売れない責任を問われたりとか。
正直、そんな会社はこっちから願い下げです。
せっかく憧れの商品企画になったのに、これでは商品企画をしている意味がありません。
そして、もっと自分を、
正当評価されるところで働きたい!
と誰もが思うはずです。
さていきなり問題です。
年収ってどうやって決まるか知っていますか?
そう、答えは次の見出しです。
年収は需要で決まる
年収は能力で決まると思っていた方、手を上げてください。
はい、僕もその一人でした。笑
意外と気づいていない人もいるんですが、年収って「需要」でほとんど決まっちゃいます。
まずここで、
こんなに能力があって、会社に貢献しているのに!
といった疑問は解決できたでしょうか。
つまり、能力はそこまで関係なく、あくまで会社にとっての需要で給料が決まっているというわけですね。
より詳しく言うと、年収=能力×需要です。
だけど、実際は需要のウェイトの方が大きくて、能力20%、需要80%なイメージです。
つまり、ほとんどは需要で決まるってことですね。分かりやすい。
すぐに欲しいと思われる人材は会社に需要があるからです。
だから少しお給料も高め。
簡単な図式ですよね。
また、何故勘違いしてしまう人が多いかというとこちらも簡単に説明できてしまいます。
- 需要で年収が決まるのであれば、需要が高い所は給与が高い
- 給与が高い所は人気がある。だから能力の高い人が集まる
- だから能力が高い=年収が高いとなる
まさにロジカルシンキングの鏡のような回答ですよね。
このような図式になっているから、いつの間にか能力が高くなければ給与が高くないと勘違いを起こしてしまうのです。
何度も言いますが、実際は「需要」がほとんどのウェイトを占めているんです。
簡単な例題でいうと、大学生がコンビニのバイトをしたとして自給900円~1000円です。
その人が夜、居酒屋でバイトをしました。自給1300円になります。
同じ人で、同じ能力なのに給与が違うわけです。
これは居酒屋の環境に「人」の需要がコンビニと比べ1.3倍あったため、時給も1.3倍になったわけです。
それではそもそも需要とは何でしょうか。
需要って説明できますか?
需要とは人・企業が求める欲求のこと
欲求が強ければ強いほど、人はお金を出します。
すごくお腹が空いている時って、少し高めのレストランであっても、目の前にあれば行きますよね?
逆にお腹が空いていなければ、もう少し他の所探そうってなりますよね。
さらには、お腹いっぱいであれば、たとえタダであろうとも要らないわけです。
このように、お腹が空いたといった需要の度合いに対して、出す金銭の価値は変わるわけです。
つまり、需要が上がれば給料は上がるわけです。
簡単ですね!
さて、ここで問題です。
どうやって需要を上げると良いでしょうか?
企画職のあなたならすぐわかるはず。
答えは二通りあります。
- あなた自身の魅力を上げる方法
- あなたを必要としている所に行く方法
あなた自身の魅力を上げる方法を選択された方いますか?
これは能力を鍛える方法です。
あなたにできる仕事が増えて、すごい良い商品を企画できるようになって、
課長になり、部長になりと、あなた自身の能力が高まることで需要が上がっていきます。
あれ?これって今までと変わらないじゃん!
はい、その通りです。今までの給料の上げ方ですよね。
お気づきだと思いますが、これには相当の時間がかかります。
あなたの要望する、今すぐに年収を上げることには応えられません。
ここであなたが取るべき選択は間違いなく後者ではないでしょうか。
『あなたを必要としている所に行く方法』
この選択をすることが年収を上げるのには手っ取り早いのです。
能力を鍛えるのは時間がかかるけど、初めから需要のある環境に行った方が早くね?
まさにその通りです。
そして、まず間違いなく年収が上がります。
さらに年収だけではなく、やりたいこと実現したいことができます。
あなたに需要を見出したということは、企業から見ても親和性は高く、あなたの作りたい商品であったりコンセプトが実現できる可能性は高いのです。
ここまでは能力と需要のお話でした。
ご理解はいただけましたでしょうか。
それでは、あたなの年収を上げる方法の具体的な進め方について解説していきます。
年収を上げるための進め方
需要動向を調べる
インターネットを使えば、簡単に需要動向を調べることができます。
ためしに「需要動向 転職」などと入れてみてください。
転職市場予測2018年度下期というdodaのサイトが出てきました。
さすが、dodaさんですね。
しっかりと転職者のニーズをとらえてらっしゃる。笑
年代も検索するとトレンドも見えてくるのでおすすめです。
なぜ需要動向を知る必要があるかというと、
年収に影響するから外なりません。
需要動向が悪い時期に転職してしまうと、年収がそれだけ低く設定されてしまいます。
一度転職してしまうとまた辞めるのはつらいですよね?
最低でも3年は勤めないと次に転職するにしろ不利になってしまいます。
また、冒頭でお話ししたように、入ってから優良を上げるの難しい現状があります。
ということは、転職時に上げておかないと、後々上げにくいのです。
つまり、需要動向を調べて転職のタイミングを見極めるのです。
この、動向を掴むか掴まないかで年収でいえば50万~100万円は変わってきます。
100万円を普通に上げようと思うと、何年かかるかわかりません。笑
つまり、需要動向を調べて転職時期を外さないことが年収を上げる上で必要なことなのです。
年収相場を調べる
そしてもう一つ、必要な情報は年収の平均です。
この平均は今の平均ではなく、できれば過去からのトレンドを見るようにしましょう。
先に述べた需要動向とも少し被るのですが、例えば2016年の商品企画の平均年収が480万円だったとします。
翌年の商品企画の平均年収が490万円だったとしたら、プラス10万円の可能性は見えてくるからです。逆に、470万とか、450万であればもう少し待った方がいいタイミングです。
年収相場を知ることで、今の自分の年収と比べられるだけではなく、転職した場合にどのぐらい上げられる可能性があるかが把握できます。
実はこれって、転職する際に大切なことです。
なんでかって?
希望年収って書きますよね?
あそこは企業との駆け引きの欄です。
落としどころを見極めとかないと、せっかく転職するのに相場より下になっちゃったらもったいに決まっています。
良く見る回答として、
前職と同じぐらいの年収をいただければ・・・。
なんて言ってる人いますが、それでいいんですか?
転職という一大決心をするわけです。
しかも年収をアップしたいわけです。
そんな消極的になる必要はまったくありません。
給与=自信の表れとも考えられるので、ここは思い切った金額を提示しましょう。
つまり、年収のトレンドと相場を知ることで、安売りしなくて良くなります。
絶対に調べてくださいね。
お客さんに聞く
そして裏ワザ的な話ですが、お客さんに聞くこともしてみてください。
実際これってかなり市場動向が分かります。
でもいきなり、
今の会社辞めたいんですけど、御社に求人ありませんか?
なんて聞くことはできません。(笑)
聞き方を工夫することで、変に勘ぐられたりしないので安心してください。
聞く場合はこのように聞いてください。
弊社も商品企画が人材不足でして、御社はどのように採用活動されていますか?
このように聞くと、まったく不思議がられません。
例えば、最近2名募集しましただとか、中々見つからないんですよねだとか、もしかしたら、いくらぐらいの年収で探しているなんて情報もいただけます。
信頼関係がしっかりと築けているお客さんであればあるほど、裏話なんかも聞けちゃいますので結構おすすめの手段です。
年収情報、福利厚生なんかも聞くことができると良いですね!
これは、お客さんに聞くことによって、転職の際の質問とか求めているものが見えてきます。
今のリアルを聞くことができれば、それだけで大きな武器になります。
つまり、お客さんに聞くことができればタイムリーな求人の攻略方法が見つかるかもしれません。
商品企画って同じ業界で流動性が大きいので、意外とチャンスがあるかもしれません。
是非とも聞いてみましょう。
この章のまとめは次の通りです。
- 需要動向を調べることで転職のタイミングを掴む
- 年収相場を調べることでいくらぐらいが相場か知る
- お客さんに聞くことで求めている人物像をイメージする
以上が自分でできる年収アップのための情報集めです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
商品企画は流動性が高く、年収アップして転職できる可能性が高い職種となります。
しかし、タイミングを逃すと転職の効果が薄れてしまいます。
効率よく年収アップをするためにも、需要予測を行うことを心がけてください。
それではまた!