当サイトは一度、Google AdSenseに落ちています。 急に厳しくなったと言われるGoogle AdSenseですが、まさか落ちるとは思っていませんでした。 そんなAdSenseの再申請から数日。審査に通過したので、再申請するまでにやったことを掲載します。 さらにAdSenseはAdWordsで優遇されているかもしれないというお話です。
審査一回目 Google Adsenseに落ちるまで
当サイトがオープンしたのは2017年10月23日です。オープンした際の戦闘力は次の通りです。
テーマ:マーケティングに関する記事
記事数:6記事程度
1記事あたりの文字数:3000文字程度
画像:トップ画像のみ有り(著作権フリー)
デザインはそこそこ頑張っていたつもりなので、簡単に通るだろうという事で、次の日の10月24日にGoogle AdSenseに申請しました。 今思えば勝てるわけない戦なわけですが、当時の私はそんなこと気にせず申請してしまったのです。
通常、3日程度で審査結果がくるとのことでしたが、待てども待てども審査結果が来ません。 審査にトラブっているのかなと、その時は落ちるなんて概念がまったくありませんでしたので、気長にまっていました。
また、Googleはコンテンツを重視するということはだけは分かっていたので、コンテンツの記事に関しては、完全にオリジナルで、そこそこの内容を掲載しているつもりでした。
こんなに良いコンテンツがあるんだから、Googleさんもきっと審査を通してくれるだろうと、甘い期待を寄せていたのです。
そして来たる2017年11月8日、申請をしてから16日後に審査結果についてGoogleさんからメールがやってきました。 16日も待っていたんだから、これはきっと受かったに違いない、これで広告はりつけてヒャッハーできるぞ!って思いながら、 メールの中身を見てみるとアカウントは不承認のお知らせでした。
なんだってー!!
はい、見事、Google AdSenseの審査に落ちたのです。 その日は、何もやる気がしなく、一人しょぼーんとしていた記憶があります。
それに違反ってなんだ、著作権にしても商標権にしても、まったく違反をした覚えがありません。 そもそも、ソースコードすら完全オリジナルの当サイトに違反の片鱗すら見えないのにです。
Google AdSenseの審査に落ちたブログを検索しまくる
数日たって、気分が少し落ち着いてからはじめたこと。それは、私と同じ境遇を味わっている人たちの苦悩を調べる旅でした。 探してみると、かなりの方がAdSenseの審査に落ちているようで、こんなにAdSenseって審査が厳しくなったんだという実感でした。
様々な落ちた系ブログを漁る中、そりゃ審査落ちるわというものが確信に変わっていきました。
実は、当サイトはGoogle AdSenseのガイドラインすらちゃんと理解していないことに気づいたのです。
調べたGoogle AdSenseのガイドラインを噛み砕いてまとめたものは以下の通りです。
無効なクリックとインプレッション
これは、そもそもAdSenseにすら合格していないので、あんまり審査とは関係ないものと思います。 審査後、サイト運営者によるクリックや、異常にインプレッションが多いとペナルティ(広告配信禁止)となるそうです。
Googleは広告主に対して、広告の正当性を保証しなくてはいけないため、当たり前のガイドラインではないでしょうか。
コンテンツ ガイドライン
成人向け、暴力的、人種差別的なコンテンツは不可とのこと。
もちろん、当サイトではそんな記事はありませんし、今後展開する予定もありません。
その他、アウトなコンテンツとしては、ハッキング、クラック系の話題もNG。
タバコの販売、お酒の販売などのコンテンツもダメなようです。
ただし、タバコの歴史や、お酒の歴史などといった文化的に属するようなものについてはOKです。 例えば、アヘン戦争といった歴史の話題であれば、内容的にアウトになることは無いようです。
ウェブマスター向けガイドライン
ウェブマスター向けのガイドラインを超噛み砕いたものは以下の通り。
- コンテンツの内容と違う無意味なキーワードの過度な仕様はNG。
- 隠しテキストや隠しリンクを作らない。
- プログラムが自動取得し、自動生成するようなコンテンツは作らない。
- コンテンツの内容が充実しており、ユーザーにとって便利なサイトを作る。
この辺りについては、正々堂々とサイトを運営しておりますが、当サイトのコンテンツがユーザーにとって有益かどうかはわかりませんので、対応のしようが無いため放置する方向になりました。
Google 広告 Cookie
これ、全然気づいてなかったです。
Google AdSenseを運用しようとするサイトは、これが必須らしいです。
というのも、AdSenseはCookieを利用したり、ビーコンを利用し、広告を配信しているのです。
この仕組みを利用者の承諾を得ないまま利用することは、ガイドライン違反であるため、Googleとしても、 必ずプライバシーポリシーとして記載しないといけないというものでした。
当サイトは、もちろんプライバシーポリシーのかけらも記載していませんでした。
というのも、元々個人情報なんか取得する予定はなかったため、プライバシーポリシーなんて必要ないという認識でした。
ただ、AdSense自体が、Cookieを利用しているため、結果、プライバシーポリシーも必要だよということです。
この項目はかなり黒い気がしてきました。 とりあえず、次の申請までにはプライバシーポリシーのページを作る事を決めました。
ガイドライン以外にあったほうが良いと思われるコンテンツ
その他、ガイドラインには載っていませんが有った方が良いと思われるコンテンツは以下の通りです。
プロフィールページ
これは、必須ではないですが、プロフォールページを作り、個人と連絡取れるようにするほうが良いとのこと。
当ページはプロフィールすら存在しなかったため、Googleにとって怪しいページだったのでしょう。
もちろん、プロフィールページというか、コンタクトページを作ることを決めました。
サイトマップ
サイトマップがあったほうがよいという情報はよく見かけます。
要は、ユーザーが見たい情報がすぐわかる状態というのをGoogleが好むからです。
どこにどんな情報が有るかわからないサイトだと、Googleにとってマイナス要因になるとのこと。
ただし、当サイトは記事メインのサイトですので、サイトマップを作るほどページ数が無いため、今回は見送りました。
明確なカテゴリ
先ほどのユーザーが見たい情報と繋がるのですが、どこにどんな情報があるかが一目で分かることが大切です。
オープンしたての当サイトは、カテゴリが一つしかなく、それこそカテゴリ分けというレベルにも達していませんでしたから、 当然、そんなものはありません。
今後、再審査するにあたり、記事も増えていることでしょうから、カテゴリは分けようと考えました。
当サイトで実際に行った対応
サイトを見やすい構成にした 重要度△
最初のトップページと比べ、大幅に見た目を変えました。
より、ユーザーの見やすいようにフォントサイズを変えたり、目次を整えたり、見出しを見直したり。
このように、コンテンツとしての見やすさを重視することで、ユーザービリティを高めたつもりです。
ただ、これは再審査にとって、さほど大きな要因ではなかったような気がしますが、 たしかにユーザービリティは大切だと思うので、大幅リニューアルを決意しました。
プロフィールページを作った 重要度○
プロフィールページは直接的には関係ないと言われていますが、無いよりは有ったほうが良いだろうということで作ることに。 コンタクトページと一緒にすることで、何かしらの要望があれば、連絡が取れる状況にしました。
実際問題、自分も他のサイトを見て、プロフィールが有ったほうが安心しますし、最終審査をするのも人が行っているとのことですので、心象を良くするための措置として、重要度は○にしています。
プライバシーポリシーページを作った 重要度◎
必須ですもんね。絶対つくらなくちゃいけないページです。
プライバシーポリシーについては、AdSense プライバシーポリシーなどでググると、 テンプレートがたくさん見つかりましたので、自分のサイトにあったものを選択すると良いと思います。
もちろん必須となりますので、重要度は◎です。
他サイトの広告枠を消した 重要度△
当サイトは、忍者AdMaxの広告をオープン当初から貼っておりました。
あれ、審査不要ですぐに広告出稿ができるんですよね。
とりあえず広告ぽい感じが欲しかったので、申請して早速貼り付けていたのですが、 もしかしたら、この辺りが悪さをしている可能性があるので、AdSenseの再申請までは広告を外すことにしました。
こちらにしては、他社広告を貼り付けていても審査に通ったという事例があるため、重要度は△にしています。
記事をひたすら増やした 重要度○
コンテンツ重視のGoogleは、サイトとしての質も求めらえるとのこと。
たった6記事で申請してしまった当サイトは、もっと記事を増やすことにしました。
再申請までに増やした記事の数は15記事。全部で23記事にまで増やしました。
この状態で、2017年11月24日再申請を行いました。
また、一度落ちてから2週間はロボットが自動的に再申請しても承認してくれないとの情報があったため、 もう少し早くてもよかったのですが、11月8日から16日後に再申請のリクエストを行ったのです。
再申請中にしたこと
記事をひたすら増やす
再申請中にしたことは、もちろん記事を増やすことです。 これは、審査してから審査完了までに、サイトがアクティブな方が心象が良いことを狙ってです。
当サイトは2日に1記事ペースで更新していましたが、24日、25日だけで5記事増やしました。
申請が通った時の当サイトの戦闘力は次の通りです。
テーマ:マーケティングに関する記事
記事数:28記事
1記事あたりの文字数:4000文字程度
画像:トップ画像のみ有り(著作権フリー)
プライバシーポリシー:有り
プロフィールページ:有り
AdWordsに申し込んだ
実はこれがキーになったんじゃないかと思います。 キーワードプランナーを利用したいがために、AdWordsに申し込んだのです。
AdWordsに申し込んだ10分後に、なんと、AdSenseから合格通知が来たのです!
あまりにタイムリーすぎて笑っちゃいましたが、もしかしたら、AdWordsのお客さんは優遇されるのかもしれません。 Googleとしても、今までは検索に表示させてあげている立場の人が、急にお客さんになったわけです。
今度は、お金を支払っていただけるお客さんになったことにより、審査の処理も優遇したのでは無いかと。
というのも、第一回目では、16日も音沙汰なかった審査結果が、24日の夕方に再申請を行って、26日の夕方には承認されているって、早いと思うんです。
たまたま申請して3時間で承認が来たというサイトもありますが、ほぼ3日程度はかかっています。
かつ、再申請になると、もう少し審査に時間がかかるのが一般的とのこと。
これで、AdWordsのおかげかもしれないと想像するのは、別に変じゃありませんよね?
AdWordsは武器になる
他のAdSense攻略系のサイトと違うやった事というのは、このAdWordsへの申し込みだと思います。
もし、何をしても審査に通らないというサイトがありましたら、一度AdSenseに申し込むのも悪く無いと思います。
たしかにコストはかかるかもしれませんが、いつまでたっても審査に通らなくてイライラするよりはずっと時間コストを節約できます。
また、記事を書く際にも、キーワードプランナーを使うことで、検索ボリュームなども分かりますので、次に何を書こうかと思った時に役に立ちます。
AdSense再申請〜合格までにやったことまとめ
- サイトを見やすい構成にした
- プロフィールページを作った
- プライバシーポリシーページを作った
- 他サイトの広告を消した
- 記事をひたすら増やした
- AdWordsに申し込んだ!
独自ドメイン、独自スクリプト、独自記事、独自SEOなど、独自ばかりの当サイトでもAdSenseに通ることが分かりました。 みなさまにとって、少しでもAdSense攻略の糸口になればと思います。
それでは、良いAdSenseライフを!